生活を見直そう
多くの大学生にとって生活費を浮かすために節約生活は欠かせません。
一般に初めて一人暮らしをるようになったという学生が感じることとして、生活するのにこんなにお金がかかるのかと驚くこともあるでしょう。
最初は実家暮らしの癖が抜けずルーズな習慣をしていると大きな出費になってしまいます。
一人暮らしをして数か月もすると、だいたい自分が一か月あたりどのくらいのお金で生活をすることができるかということがわかってくるはずです。
生活のペースがつかめてきたら、仕送りやバイトで入る収入を合わせてどこにどのくらいのお金を使っていくかということを計画しましょう。
節約に役立つツール
おすすめのツールとしては、スマホなどで手軽に行うことができる家計簿アプリを利用するというやり方です。
[アプリ例]無料の家計簿アプリ・レシート家計簿「Zaim」
レシートを撮影するだけで自動で入力してくれるアプリも登場しています。
こういったアプリを使いお金を使った時にすぐに記録をする癖をつけていけば、自分がその月どんなことにお金を使ったかということを後から把握することができますね。
自分が生活にいくら必要かを把握しないうちに始める節約というのはいわば穴の開いた船底のまま前に進もうとするようなものですので、まずはしっかり漏れがないかどうかということを調べてから始めましょう。
大学生は「食費」が節約のポイント
一人暮らしの大学生にもっともありがちな無駄遣いの原因はずばり「食費」です。
食事は毎日の生活に欠かせないことですが、これはどんなふうに生活スタイルをとっていくかによってかなり一か月あたりの費用を抑えることができます。
よくあるのが「お金がないから飲み会には参加しない」「デートでレストランに入るのはやめる」といったケチり方をしている割に、毎日の食事にコンビニのお弁当を買ったり、のどが乾いたらすぐにペットボトルを買ったりしていたりする人です。
確かに外食をすると一回あたりの食費は数千円が飛んでしまいますが、それをやめたところで普段の食事に無駄が多くてはまったく意味がありません。
特に家の近くにコンビニがあるという人は要注意で、夜中などにちょっとおなかが減ったからといってコンビニに行ってはお弁当やお菓子、飲み物などを買ってくるという習慣をつけていては無駄な食費がどんどんかさんでいってしまいます。
普段の食事はできるだけ自炊をするのが好ましいのですが、それが難しいという場合でも思いついてすぐに無駄遣いで食べ物を買うという方法はしないようにしましょう。
きちんと食事内容を計画的に行うようにするというだけでもかなり一か月あたりの費用は変わってきます。
学生マンションを利用しよう

ポイントとして料理が得意で自炊で節約したいという学生は、2口コンロがある物件を選びましょう。
まな板が置けるスペースがキッチンにあるかも事前にチェックしたい項目です。
[写真]上智大学(四谷キャンパス)の学生マンション|学生マンションドットコム
こちらのような学生マンションに住む上智大学生の中には、食事付きの学生マンションを選ぶ人もいるようです。
[インタビュー記事]上智大学四谷キャンパスの学生! 賃貸一人暮らし実態調査
自炊よりは高く付いてしまうかもしれませんが、美味しくて栄養バランスの良い食事を朝・晩取ることができるので、買い物が苦手な人、無駄なものも買ってしまいそうで不安な人にもおすすめです。
電気や光熱費を無駄にしない
日常でできる節約術としては、電気代対策も効果的です。
一人暮らしをしているとついさみしいという気持ちから見ていなくてもテレビをつけっぱなしにしていたり、自分がいない部屋の部分にも電気をつけたままにしてしまうということがあります。
実家暮らしの場合などは人が通らない廊下や玄関口にも常に電気をつけているということもあったでしょうが、一人暮らしではそうした電気代は非常にもったいない無駄になります。
どうしても電気をつけたいということならLED電球に買い替えるなどすると費用を抑えることができます。
他にも自分の契約しているインターネットや携帯電話のプランを見直して余計な固定費を払わないようにするというのも大きな節約になります。
月々の基本料金を把握し、データの使用量を割り出してから格安SIMに切り換えてみるのも有効な手段だといえます。