アルバイト面接でよくある質問と模範解答
アルバイトを見つけるためには必ず通らなければいけないのが採用面接です。
面接はまず求人情報を掲載しているサイトや雑誌などの連絡先に自分で応募をしたいということを伝え、そこで日程を決めるという順番がとられます。
自分が直接応募をするのではなく人材紹介会社の仲介を受けるということもありますが、それでも基本的にはまず最初に雇用主となる人と対面して面談をしていくことになります。
正社員への就職活動と比べてアルバイトの面接はあまり細かい部分までもチェックされるということはなく、これからまかせようという仕事に十分足りる能力があるかどうかということで判定されます。
ですが仕事の内容にかかわらず、あまりにも面接の態度が悪かったり、受け答えの内容が適当なものすぎる場合には雇用主から「この人とは仕事をしたくないな」という風に思われてしまうこともあります。
どうせアルバイトなんだからどんな態度をとっても同じというふうには考えず、きちんと自分なりに質問に答えられるように準備をしていくようにしましょう。
アルバイト面接の場合には必ず聞かれる質問と、それに対しての模範解答というものが存在しています。
面接が初めてという人はとりあえずそうした無難な返答ができるようにしておくのが効果的な対策です。
ポイントは「動機」「経験」「人柄」
アルバイト面接で聞かれる三大質問として、「仕事を選んだ動機」「これまでのバイト経験」「自分の性格・人柄」といったことが挙げられます。
まず最初に聞かれる可能性が高いのが「仕事を選んだ動機」で、それぞれの職種ごとにどうして今回応募をしたかということを聞かれます。
アルバイトなんだから時給額が高いということだけで選ぶ人もいるかもしれませんが、そこはこれから仕事をしていく場所になるわけなのであまりはっきりとは言わず、仕事内容そのものに興味があるということを示せることでまとめましょう。
「普段から自分が利用していてそこで働いてみたいと思った」「○○業界に興味があったため」といったようなことなら何でもよいです。
模範解答としてはそのお店や扱っている商品が好きだということや、業界全体が自分に合ったものであるというような内容のことがあります。
次の「過去のバイト経験」ですが、これはもしまったくないというときには素直に「ありません」と答えても問題ありません。
職種によっては以前の経験が必要なこともありますが、アルバイトの場合には以前のお店のやりかたで好き勝手に仕事をされるよりも一から教えてその通りにしてもらった方がよいと考えることも多いので、未経験は決してマイナス要素になりません。
逆に同業種の経験がある場合はそれを強みにアピールしていきましょう。
人柄をアピールして印象アップ
特に接客に関連する業種では「自分はどんな性格だと思いますか?」といった質問がよくされます。
模範解答としては「人と接するのが好き」「多くの人と会話をするのが好き」といった前向きな回答です。
他にも「周囲の人と協力をしながらしていく仕事がしたい」「気遣いが得意」といったこともうまく人柄としてアピールすればぐっと印象がよくなります。
面接時の回答に特別に問題がなければ「それじゃ明日から」といった即決もあります。
そうしたときに慌てないように、自分の希望する勤務開始日や時間帯についてもしっかり考えておきましょう。