自炊初心者でも簡単に始められるレシピ
食費を節約するには自炊をするのが一番です。
自炊は慣れるまではちょっと時間がかかりますが、習慣になることで健康管理にもダイエットにもなる大変おすすめの家事です。
慣れないうちはいきなり難しいことをしようとするのではなく、初心者でも失敗しにくいレシピから試してみるというのがよい方法です。
ここ最近では男性や料理初心者でも簡単においしく作れるメニューを提案する料理研究家の方やブロガーも多くいるので、お気に入りの人を見つけて本を購入したり毎日内容をチェックしたりしてみてください。
自炊初心者がやりがちな失敗としてはまず「食材を買いすぎて腐らせてしまった」ということがあります。
特にスーパーなどでは日持ちしにくい食材を安く販売することもよくあるので、安いからといってついついたくさんのものを買ってしまうと、その半分以上は食べきれずに捨ててしまうということにもなってしまいます。
少数で買うよりもまとめ買いをした方がぐんと割安になる食材もあるのでついたくさん買いたくなりますが、食べきれず廃棄をすることを考えた場合、むしろ割高でも必要な分を必要な時に購入した方がよいということもあります。
料理上級者になってくるとまとめ買いをしてそれを長期保存できるように加工するということもできるようになりますが、いきなり初心者がやるには難しいことなので気を付けてください。
常備野菜を使った簡単料理をマスターする
料理にあまり慣れていないという人ならまずは常備野菜を使った簡単なものからできるようになりましょう。
常備野菜とは、日持ちしやすく料理の幅が広い種類の野菜です。
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、キャベツあたりを中心に、他に季節によってかぼちゃや長ネギ、パプリカといったものを使っていきます。
料理が苦手な人でも比較的簡単で失敗しにくいのが「スープ」です。
日本には何をどう入れてもそこそこおいしく作れる万能料理「鍋」がありますが、それを作る感覚でどんどん野菜を切って鍋に入れてしまい、あとは固形の味付け調味料を入れてしばらく煮込めばできあがりです。
味付け調味料は鍋のもとのほかに、ミネストローネや中華風だし、カレー、シチューなどいくつもあるので、同じ野菜を使った煮込みでもかなりバリエーションを広げることができます。
野菜によってはジャガイモやかぼちゃのように煮込みすぎるとぼろぼろになってしまうものもあるので最初はちょっと注意が必要ですが、にんじんや玉ねぎ、エンドウ豆などといったものは多少長く煮ても大丈夫なので失敗を恐れずどんどん入れていってください。
もし作りすぎたというときにはタッパーに入れて冷凍保存することもできるので、粗熱がとれたあとに処理すれば腐らせずにすみます。
たんぱく質を入れた調理をしていく
一人暮らしをしているとつい忘れがちになるのがたんぱく質を含む食品です。
特にダイエット中の人などは、カロリーを減らそうとして肉類を極端にとらないようにする傾向がありますがこれは間違いです。
自炊をするときには栄養のバランスを考えた調理方法にすることが最も大事なので、肉または魚、種類の異なる野菜を複数を組み合わせていきましょう。
簡単なのが火の通りやすい野菜と肉を合わせて炒めるという料理で、そこにご飯をつければ立派な一食のできあがりです。
肉は購入してすぐに冷凍しておけばかなり長く持つので、一食ごとの分量で先に冷凍してしまうというのも便利です。